保育園看護師は物足りない?病棟経験者の私が感じること

こんにちはさこです。

私は病棟看護師として働いていた後、現在は保育園看護師として働いています。

保育園看護師として働いていると、

「保育園看護師って物足りなくないですか?」

「看護師としての技術が落ちそうで不安です」

と聞かれることがあります。

実際に私自身も、病棟から保育園へ転職したばかりの頃は物足りなさを感じていました。

今回は、病棟経験者の私が保育園看護師として働いて感じた正直な気持ちと、今だから思うことをお伝えします。

保育園看護師になって最初に感じた物足りなさ

医療行為がほとんどない

病棟では採血や点滴、処置などの医療行為を日常的に行っていました。

しかし保育園では、そのような医療行為を行う機会はほとんどありません。

看護師として働いているのに、看護師らしい仕事をしていないような感覚になることもありました。

看護技術がおちそうで不安だった

病棟勤務が長かったこともあり、

「このまま採血や点滴の技術を忘れてしまうのではないか」

という不安もありました。

医療現場から離れることで、看護師としてのスキルが維持できるのか心配だったのを覚えています。

でも実際は違う力が求められていた

子どもの小さい変化に気づく観察力

保育園では病棟とは違う視点で子どもを観察します。

・いつもより元気がない

・食欲がない

・顔色が悪い

・遊び方が違う

・機嫌が悪い

こうした小さな変化から体調不良のサインを見つけることも少なくありません。

病棟とは観察するポイントが違うだけで、観察力そのものはとても大切だと感じています。

保育士さんとの連携

保育園では看護師が一人配置の場合も多くあります。

そのため保育士さんとの連携は欠かせません。

子どもの様子を共有したり、怪我や体調不良時に協力したりと、チームで子どもたちを見守っています。

私自身、保育士さんの子どもへの関わり方から学ぶこともたくさんありました。

子育て中の今は、保育園で学んだ声かけや遊び方を家庭で活かしている場面もあります。

保育園に看護師がいる安心感

保育園で働いていると、

「看護師さんがいてくれると安心です」

と言ってもらえることがあります。

保育士さんだけでは判断に迷う場面もあり、怪我や体調不良時には看護師として意見を求められることも少なくありません。

子どもの様子を見て受診が必要か判断したり、怪我の応急処置を行ったりする場面では、改めて看護師としての役割を感じます。

医療行為を行う機会は少なくても、「何かあった時に頼れる存在」として求められていることに気づきました。

保護者の安心につながる存在

保護者対応の場面では、看護師として説明を求められるることがあります。

怪我や体調不良があった際、同じ内容であっても看護師から説明することで安心につながることがあります。

保護者にとっては「園に看護師がいる」ということ自体が安心材料の一つなのかもしれません。

私自身、保護者の方から相談を受けたり、説明をした際に安心した表情を見せてもらえたりすると、保育園看護師としての役割を実感します。

今振り返ると「物足りない」のではなく「役割が違う」だった

保育園看護師は病棟看護師とは求められる役割が違います。

医療行為を行う機会は少ないですが、

・子どもの健康管理

・感染症対策

・怪我や体調不良時の対応

・保護者支援

・職員との連携

など、大切な役割があります。

働き始めた頃は物足りなさを感じていましたが、今では「看護の形が違うだけだった」と感じています。

こんな人は物足りなさを感じるかもしれない

・採血や点滴などの医療技術を活かしたい人

・急性期看護が好きな人

・医療現場で常にスキルアップしたい人

このような人は保育園看護師に物足りなさを感じる可能性があります。

私が今感じていること

確かに保育園看護師は病棟勤務とは大きく違います。

ですが、子どもの成長を近くで見守ることができたり、保護者や保育士さんと一緒に子どもを支えたりと、病棟では得られなかったやりがいもあります。

保育園看護師は医療行為が少ないからこそ、子ども一人ひとりとじっくり関われる仕事だと感じています。

まとめ

保育園看護師になった当初、私は物足りなさを感じていました。

しかし働き続ける中で、それは看護師としての価値が低いのではなく、求められる役割が違うだけだと気づきました。

もし保育園看護師への転職を考えてい「物足りないのでは?」と不安に感じている方は、自分が看護師として何を大切にしたいのかを考えてみるとよいかもしれません。

病棟とは違うやりがいが、保育園にはあると思います。

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