朝は元気に登園したのに、保育園から「お熱が出ました」と連絡が…。
「朝は平熱だったのに、どうして?」
「何か病気だったの?」
「無理に登園させてしまったかな…」
そんなふうに不安になる保護者の方も多いでしょう。
実は、子どもは大人よりも体温が変化しやすく、朝は元気でも日中に熱が出ることは珍しくありません。
今回は、保育園看護師としてよく見てきた『朝は元気だったのに保育園で熱が出る理由』について、考えられる6つの理由と家庭でできる対応をわかりやすく解説します。
この記事でわかること
◯朝は元気だったのに保育園で熱がでる理由
◯子どもが発熱を繰り返す原因
◯保育園からお迎え連絡が来るときの考え方
◯家庭で気をつけたいポイント
1. 子どもは体温が上がりやすい
子どもは体温調節機能が未熟です。
そのため
- たくさん遊ぶ
- 暑い環境
- 水分不足
- 興奮する
だけでも体温が上がることがあります。
少し休んだり水分補給をすると下がることもあります。
2. 病気の始まりだった
感染症は熱が最初に出るとは限りません。
登園時は症状がなくても、
数時間後に
- 発熱
- 鼻水
- 咳
- 嘔吐
- 下痢
などが出始めることがあります。
特に保育園では集団生活のため、さまざまな感染症が流行しやすい時期があります。
3. 朝は解熱剤が効いていたケースも
受診後に解熱剤を使用して登園すると、薬の効果が切れた頃に再び熱が上がることがあります。
解熱剤は病気を治す薬ではなく、一時的に熱を下げる薬です。
保育園では、解熱剤を使用して登園することは基本的に推奨されていません。
4. 体調が回復しきっていなかった
熱が下がると「もう大丈夫かな」と思うかもしれません。
しかし、熱が下がったあとも体の中では回復途中ということがあります。
特に子どもは回復したように見えても、体力が十分に戻っていないことが少なくありません。
そのため、
- 朝は元気に見える
- 登園する
- 午前中の活動で疲れる
- 再び熱が出る
ということがあります。
実際に保育園でも、
「昨日熱が下がったので登園したけれど、昼頃に再び発熱してお迎え」
というケースは珍しくありません。
熱が下がったあとも、食欲や睡眠、機嫌、活動量などを見ながら、無理をしないことが大切です。
5. 疲れがたまっていた
週末明けや行事のあとなどは、
- 睡眠不足
- 疲労
- ストレス
によって体調を崩す子もいます。
疲れから免疫力が下がり、熱が出ることもあります。
6. 保育園ではこまめに様子を見ています
保育園では
- 元気があるか
- 食欲
- 顔色
- 水分がとれているか
- 呼吸の様子
なども合わせて観察しています。
熱だけでなく、全身の様子を見ながら保護者へ連絡するか判断しています。
保護者ができること
熱が出た日は
☑ 十分に休む
☑ 水分補給をする
☑ 食べられるものを少しずつ
☑ 夜間の様子も観察する
☑ 翌朝も無理に登園しない
よくある質問
Q. 朝は平熱なら登園してもいいですか?
平熱でも、
- 元気がない
- 食欲がない
- 夜に発熱していた
場合は、自宅で様子を見ることをおすすめします。
Q. 保育園で37.5℃でも連絡がきますか?
園によって基準は異なります。
熱だけではなく、元気や機嫌、症状などを総合的に判断しています。
まとめ
朝元気だったのに保育園で熱が出ることは、決して珍しいことではありません。
子どもは体温の変化が大きく、病気の始まりが日中に現れることもあります。
大切なのは「朝平熱だったから大丈夫」と思い込まず、前日の様子や食欲、元気さなども含めて判断することです。
保育園と家庭でお子さんの様子を共有しながら、無理のない登園を心がけましょう。
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参考・お願い
※本記事は、こども家庭庁や日本小児科学会などが公表している情報を参考に、保育園看護師としての経験も踏まえて作成しています。お子さんの症状や年齢、体調によって適切な対応は異なります。不安な症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

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