「昨日まで熱があったけれど、今日は平熱。」
そんなとき、
「保育園へ行っても大丈夫?」
「もう1日休んだ方がいい?」
「熱が下がれば登園していいの?」
と悩む保護者の方は少なくありません。
実際、保育園では熱が下がったあとも、子どもの体調を見ながら登園をお願いすることがあります。
この記事では、保育園看護師の視点から、解熱後の登園の目安や家庭で確認したいポイントをお伝えします。
解熱したらすぐ登園できる?
最初にお伝えしたいのは、
「熱が下がった=完全に治った」ではありません。
熱が下がっても体はまだ回復途中です。
元気そうに見えても、
- 食欲
- 水分が摂れているか
- よく眠れているか
- 機嫌
- 遊ぶ元気
なども大切な判断材料になります。
多くの保育園で目安となるのは「解熱後24時間」
保育園によってルールは異なりますが、
解熱後24時間以上経過し、普段どおり生活できること
を登園の目安としている園が多くあります。
これは、
- 再び熱が上がることがある
- まだ感染力が残っている病気がある
- 集団生活で無理をしやすい
ためです。
登園前に確認したい5つのポイント
□ 平熱が続いている
□ 朝ごはんが食べられる
□ 水分がしっかり飲める
□ よく眠れている
□ 元気に遊べる
この5つがそろっていると、園生活も過ごしやすくなります。
病気によっては登園の基準が決まっています
例えば、
- インフルエンザ
- 新型コロナウイルス感染症
- 水ぼうそう
- 溶連菌感染症
- おたふく風邪
などは、
熱だけではなく登園許可の基準があります。
医師の指示や園のルールを確認しましょう。
保育園看護師として感じていたこと
熱が下がった翌日に登園する子もいますが、
午前中は元気でも、お昼頃から疲れて眠ってしまったり、夕方に再び熱が出たりすることもあります。
保護者の方も仕事との両立で難しいことは十分理解しています。
だからこそ、「熱が下がったから大丈夫」だけではなく、お子さん全体の様子を見てあげることが大切です。
まとめ
- 熱が下がっただけで登園できるとは限らない
- 解熱後24時間を目安としている園が多い
- 食欲や元気など全身の様子も確認する
- 病気によって登園基準は異なる
- 困ったときは園や医療機関へ相談しよう
「熱が下がった=ゴール」ではなく、「いつもの元気に戻ったかな?」という視点で見てあげることが大切です。
子どもは回復が早い一方で、無理をするとぶり返してしまうこともあります。焦らず、お子さんのペースで回復を見守ってあげてくださいね。
関連記事
- 保育園で熱がでたらどうする?保育園看護師が見ているポイントを解説
- 子どもの発熱|病院を受診する目安は?保育園看護師がわかりやすく解説
- 保育園を休ませるべき?迷ったときの判断ポイント(今後掲載予定)
※本記事は、こども家庭庁や日本小児科学会などが公表している情報を参考に作成しています。心配な症状がある場合は、早めに医療機関へご相談ください。

コメント